★初ソロ遠乗り★

　ほんとのほんとに大冒険　九州への旅　４日目
2004.05.02

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◇ル ー ト：熊本駅付近　→　Ｒ３　鹿児島街道　→　Ｒ５７　天草街道　→　宇土港　→　 Ｒ５７　→　三角西港　→　Ｒ２６６　→　祖母宅　→　Ｒ２６６　→　三角港　→　Ｒ２６６　→　天草パールライン　→　 Ｒ２６６　→　祖母宅

◇ 宿　泊：祖母宅

おばあちゃんちへＧＯ！
朝起きると小雨。天気予報では６０％　雨。おやつとコーヒーで簡単に朝ご飯を済ませ、ゆっくりと出発。（9：30）
Ｒ３　鹿児島街道　→　Ｒ５７　天草街道（北線）へと進む。ちなみに三角港へと向かう道は北線のＲ５７か南線のＲ２６６しか無い様でそこそこ混む。
Ｒ５７の住吉を過ぎたあたりから海岸沿いに出る。曇り空で海面との堺が曖昧。まるで水墨画みたいだ。晴れには晴れの曇りには曇りの美しさがあることを実感。
　　

網田マリーンフェス＠宇土港　（10：30）
この水墨画をどこかで撮っておきたいなぁと進み、コンビニ脇に停車。朝ご飯を食べていなかったのでアメリカンドックとアンマンを購入。
コンビニを出てふと見ると何やら祭が行われている様子。アドバルーンには「第９回　網田マリーンフェス」と書いてある。 近づいてみると屋台がたくさん出ていた。（こっちで買い物すればよかった）テントの屋根には中学校の文字。地元主催のお祭りなのでしょう。
傍らではゲートボールを楽しむおじいちゃんおばあちゃん達。ＢＢＱの支度をしているファミリー。出店ではナマコなんかも売ってました。
　 　 　 　 　 　 　
網田マリンフェスタ

三角西港　(11：20)
Ｒ５７をぐんぐん進むと三角に見える島が。三角港に到着。
　 　
ぱらぱらと降り始めたので先へ進む。

手場へ
手場は宇土半島の南側。ちょうど宇土港の下くらいに位置しています。･･･と言うことに三角港につくまで気付いていなかった。
三角に着いてしまえば手場に着いたのも同じ、と思って進むわりにはなかなか着かない。とても小さな部落なので見落としてしまったかと 思い、三角港近くの交番で訊ねると「あと５〜６kmだよ」と教えてくれる。道はコレしかないので、まぁ迷うことは無いでしょう。 トコトコ進むと見なれた風景が。^v^
　 　
この中は道が細くあまり整備もされていず、アップダウンが多いので今回の旅のもっとも難所でした。（笑）

到着！（12：00）
この旅の目的地　「おばあちゃんち」に到着。手場はみかんの花の匂い。
祖母は91歳ですがここで一人暮しをしています。とても不便なところで、水道を捻っても水が出ない時間があります。（笑） お風呂は五右衛門風呂でトイレは汲み取り式（※今は建物の中にありますが、２５年前は「離れ」にあった）。
数年前の台風で屋根が飛んでしまって応急処置がしてあります。ここは祖母が出てしまったら誰も住まないから、直す気がないようです。 叔母はこの家を「夜になると星が見えて雨が降ると傘を差さないといけないような家」と言って笑います。
私はこの家が大好きなので、閉める前にどうしても来ておかなければと思い、今回の旅を決めました。行けてよかった。^v^

ボロいからあまり写してはいけないといわれましたが･･･｡
　 　 　 　 　 　
子供の頃、夏休みに遊びに行くと蚊帳を吊って寝たり、お風呂を沸かしたり。黒アゲハや沢蟹もココで初めてみました。
すごくカッコいい扇風機（金属でできてる）や火鉢も撮ってきたかったけど、わざわざ出してもらうのもなんなので止めておきました。

14〜15年ぶりの再会なので１泊することに。
昼ご飯を食べながら２時間ほど話をして、三角港〜天草へ外出。
　 　

橋の上はさすがに駐停車できませんでしたが、すごく気持ちよくて島々がキレイだった！
少しだけ走って天草をあとに。
　

20時消灯
祖母宅に戻り、ＴＲに雨よけ。もちろんバイクカバーなどは無いので、レースのビニールテーブルクロスでドレスアップ（？）。
　　
とにかく祖母は私が一人で、しかもバイクに乗って会いに来たことを驚いたり感心したりちょっと注意したりしていました。夕食を摂りながら 近況報告やら思い出話やら初めて聞く話やら･･･彼女は91歳ですが、一人で暮らしているせいかとてもしっかりとしていて、昔のこともよく覚えているし、 いろんな事を知っていたり、考えていたりします。自分が恥ずかしいとともにその辺の同世代の人達と話しているよりずっと面白かった。とても尊敬できる女性です。
しかし、田舎の夜は早いので20時消灯。久々の布団はさすがに気持ちいい！おやすみなさい。

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