★八ヶ岳 wiht bambies★
アリ/TETO/hiro/HARAK
2004.09.18
ルート:自宅(6:00) → 談合坂SA(7:45-8:40) → 双葉SA(9:25-10:00) → 須玉IC(10:30頃) →
141 → 国立天文台野辺山宇宙電波観測所 → 141 → 稲子湯 → 299 → 麦草峠 → 299 →
転倒 → 141 → 須玉 → 20 → 勝沼IC
久々にTETOさんとツーリング♪
old bambi TETOさんと久々のツーリングです。
TETOさんは私がTRに乗り始めた頃から一緒に走らせてもらっていたので、一緒に走ってもらうと安心する。
TETOさんとhiroさんは私の師匠なのです。
中央道 談合坂SA
高速のSAで待合せなんてbambiesにしてはなんだかツーリングクラブっぽい(笑)。
集合の8時より少し前に到着。すでにありさんが待っていた。7時半頃には着いていたとか。
お腹が空いていたので売店で買ったドーナツを食べながら、2人を待つ。ほどなくhiroさん到着。
10日ほど前に納車されたhiroさんのブル(BT1100)は初のロンツー。なんだか嬉しそうだ♪
・・・時は8:20。TETOさんが来ない。朝の書きこみもない。・・・。「今日(TETO)は来ないに50円」by hiro。
ただ待っているのも飽きてきたので、ブルに跨がせてもらう。ほう。ほうほう。ブルのルックスは何かに似ている・・・
タイムボカーンに出てくる「ドタバッタン」。以後、ドタバッタンと呼ぶ。(しかし、今、検索してみたら全然似てなかった。スマン。)
そうこうしていると、TETOさんのR1が。渋滞にはまっていたらしい。
双葉SA
全員揃ったので、出発。排気量の違いもあるので双葉SAまでまちまちに走る。
ありさんはキュイーンと消えて行き、ブルも途中からいなくなった。一足遅れて出発したTETOさんは追いついてこない。
あまりにも誰もいないので、走行中「双葉通り越したか?」と心配になった。
SAに着くとありさん&hiroさんはすでに到着済み。TRを停めているとTETOさんも到着。ここでまた休憩。
今日行く「稲子の湯」は小さな温泉らしい。なので、山仲間のK氏にその様子を聞く。
まぁ、広くても狭くてもそこに行くことには変わりないのだが・・・。
須玉IC〜県境〜長野支部
須玉ICで高速を下り、141号をトコトコ走る。天気が良く、交通量も少なく快適。
好きな人たちとこじんまり走っているのが何より楽しいv
走行中県境発見。県境マニアのhiroさんが停車&激写。で、一緒に停車しようと思ったら、TETOさんが先へ進んでしまったので、
ありさんと2人TETOさんに付いて行くことに・・・と思ったら見失った。
ルート通り、道なりに走る。TETOさんはいない。峠を一つ越えたコンビニ ヤマザキ(長野支部とする)にバイクを停め連絡をとる。
TETOさんとhiroさんは一緒にいるようだ。さすが往年の仲。YAMAHAチームが到着するまでKAWASAKIチームは休憩。
国立天文台野辺山宇宙電波観測所
少し戻り、国立天文台野辺山宇宙電波観測所へ45m電波望遠鏡を見に行く。
TETOさん&hiroさんは「ここは外せないな」と言っていたが、有名な場所なのか?
観測所へ向っている途中、遠い記憶が戻ってきた。野辺山スキー場。自力でここまで来れるようになりました!とちょっと感動。
施設の中は日本じゃないみたいでなかなか興味深かった。(しかし、ありさんは楽しかったのだろうか???)
一通り(説明ビデオなんかも)見学し、昼食へ。
野菜カレーを食べました。ソースカツどんにも心を惹かれましたが・・・。なかなかおいしかったv
食べているうちに山方面の雲行きが怪しくなってきたので稲子の湯へ向け出発。
稲子湯
TETOさんが「林道があるよ」と言っていたので、少し期待していたが道は舗装されていた。あの感じで林道だったらそうとう楽しいに違いない。
10数年前をうらやましく思う。
お風呂は・・・小さかった。女湯には母子1組とおばちゃん1人と私。気分的にはこれでMAX。入っているうちに一瞬貸切になったので
とても快適だった。
湯上りの休憩所も広々していてよかったな♪
麦草峠へ
国道で2番目に標高の高いところ「麦草峠」へGO。
この峠道も交通量が少なくて快適。走行順がTETO・HARAK・あり・hiroだったが、
登ってる途中、ありさんに順番を代わればよかった、と思った。
山は山頂に近づくほど曇ってきて、麦草峠に着いた時には小雨が降ってきた。
清里へソフトクリームを食べに
TETOさん、hiroさんの目的を達成し、次は清里でソフトクリームを食べに。これを達成すれば兄さん3人の希望がかなったことになる。
登りの走行状態を師匠TETOさんに尋ねる。TETOさん&ありさん曰く
「左右でカーブの入り方が違う(リーンウィズとリーンアウト)。通常走行スタイルも身体(お尻)が左に寄っている」と教えてもらう。
長野支部(コンビニ ヤマザキ)集合を約束し、それぞれに走る。
私は「よし、じゃあ少し意識しながら走ってみるか!」と下り始めた。
転倒
左カーブは、ステップが地面についてしまうくらいバイクを傾けているんだと思う。時々、ギギッと言って怖いときがある。
右カーブは怖さがあるのか苦手。でも、なぜかその時、怖くなかったんだ。これがまずかった。
右コーナーのU字カーブへ入った時、それまでよりスピードがのっていた。
減速が遅れたと言うよりも、「これくらいでいいか」と言う感じでコーナーに入ってしまった。
U字の折返し地点で曲がりきれないと思い、立て直そうとしたが、下り+雨の降り始めでスピードコントロールしようとした時に
滑ったらしい。(この時、「あ、怖い。突っ込む。」と思ってそっちを見てしまった。
でも、ほんとはその数秒前、立てなおそうとした時に右に車体を寝かせるのが怖かったんだと思う。)
教習所で散々言われたが「バイクは素直だから見た方向へ進んでしまう」。
気が付いた時は「hiro、頭持って。俺は足持つから」とTETOさんの声がした。「大丈夫だから」とか「ごめん」とか言う私に
「いいから動くな」と2人。転けたことと大きな怪我はしてなさそうなことだけを把握し、後は2人の言う通りじっとしていた。
2人は手早く私を側道へ運び、TRを運んで、2次災害が起きない様に自分たちのバイクを移動させた。
意識もあるし、流血もしてないし、頭も背中も打ってなさそうだった。右足と左手をもろに打ったらしく痛い。動物と言うのは面白いもので
痛い場所をかばう。「楽にしてな」と言われ右半身を下に、右手が左手を支え横になっていた。
hiroさんは先行していたありさんへTEL連絡後、現場を撮影。TETOさんはTRが動くかどうか確認。ほどなくありさんも合流。
TETOさんの走行点検により、TRは走れると判断。ただし、フロントブレーキとライトは使用不可。
フットブレーキとエンジンブレーキを使って峠を下り、長野支部まで進むことにした。
大名行列
長野支部へ着くまで 時速30〜40km/h。先頭BT1100 → TR 後方R1と10R。(その後ろには一般車両が渋滞中)まさにお姫さま。
ごめんなさい。
右ミラーがなく後方の様子がわからない。とにかく車間を保ちつつブルの後ろを走る。使用可能なフットブレーキとクラッチ&ウィンカーでは
あるが、TRの使える部位は私の負傷している部位でもあった。
長野支部へ着き、あちこちへ皆、電話連絡してくれた。ありがとう
選択肢は4つ。
@バイクを置いてタンデムで帰る。(後日、バイクを運んでもらうか取りに来る。)
A近くのバイク屋に修理してもらい、乗って帰る。(ちなみに走行中1軒もバイク屋は見なかった。)
BJBR(だっけ?)で運んでもらい、タンデムで帰る。(ちなみに運搬料 推定2万以上。)
C今の状態で乗って帰る。(何時に着くかわからん)
とにかく皆は私のいい様にしろと言ってくれる。で、Cを選んだ。お金のこともあるが、とりあえずTRが動くので一緒に帰りたかった。
どれを選んでも下道で、皆の都合を考えたらバイクを置いて私も置いて帰ってもらったら良かったのかもしれないけど。。。
走って帰る事を決めたのはいいが、時速40km/h平均だ。ほんとに何時につくかわからない。
すると、ありさんが「自分が高速で速攻で帰ってトラックで迎えに来てあげる」と神様のようなことを申し出てくれた。ありがとー!
この時はさすがに悪いなと思い、でも、ありさんに先に帰ってもらう(翌日、用事があるといっていたので)口実に、とにかく先に発ってもらうことにした。
左のミラーを右に付け替え出発。
充分過ぎるほど休憩をしてもらい出発。hiroさんは、私と同じ走行状態(フロントブレーキを使わない)を再現し、
ブレーキのタイミングを示してくれた。TETOさんは後続車から私を守りながら、R1の4つ目ライトで前方を照らしてくれた。
途中、薬局へ寄ってもらいシップを貼る。この薬局は洋品店を併設していてトイレが異常に広かった(多分、フィッティングスペース)。
なので、シップを貼るのも楽々だった。
コンビニ休憩。ちょこちょこ細かに休憩を取ってくれる。ここでありさんへ「帰れそうなのでありさんはゆっくりしてください」とメールを入れる。
須玉を抜け20号へ
20号へ出ると交通量が増える。直線に入ったら、できるだけ後続車に追い抜かさせる。時速は50km/h。
給油をし、メールをチェック。ありさんから「相模湖にいるから現在地を教えてください」とメールが来ていた。
TETOさんとhiroさんにアリさんからのメールを伝える。「君が決めろ」と少し先のコンビニで休憩。
ありさんに申し訳ないと思いながら、こっちの兄さん2人にも申し訳ない。何よりも自分の体力に自信がない。
このまま走りつづけて、今度転けたら必ず事故になる、と思いありさんに甘えさせてもらった。
23:15 勝沼ICにて
ありさんとの待ち合わせを決め、ゆっくりと進む。甲府の町はキラキラしててきれいだった。
勝沼IC到着。正直、ホッとした。間もなくありさん到着。TRと私を乗せてもらう。積み下ろしの時に人手がいるだろうと
TETOさん&hiroさんもバイク屋まで付き合ってくれることに。
バイク屋到着@間もなく26:00
皆、疲れているのに私を気遣ってくれた。最後まで付き合ってくれた。
缶ジュース1本しかお礼できなかったけど、心から感謝しています。
ありがとうじゃ足りないくらいです。ほんとにほんとにありがとう。
「下手は下手なりのスピードで」by hiro はい。肝に銘じます。 LOVE
photo by bambies